2020.02.10恋愛・結婚

上手い返事の仕方が知りたい。

２４歳：男性（五黄土星ごおうどせい）

僕は、母は看護師、父は自営業の家に一人っ子で育ちました。母はシフトで夜勤などもあり、父と過ごす事が多かったのですが、父も忙しく、またあまり話をしない人だった為、僕も事細かに何かを伝える事はありませんでした。
中学生になってからは、家では会話と言うよりも、お互いの問いに答えるくらいだったと思います。その分、学校ではよくしゃべっていました。

今は料理人として働いており、言われた事を二つ返事でする環境ですので、何も困った事はありません。
ただ、彼女から返事が簡単すぎるや、味気ないと言われます。「いいよ。」と返事をしたのに彼女に「本当は嫌なの？」と言われ、ケンカになる事もありました。

また同じ事になるのも面倒なので、何か上手い返事の仕方が知りたいです。

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盛付けも大事

塩と言葉は似ていて、少ないと味気ないし、多すぎると辛い。
辛いは「からい」と「つらい」とも読めます。言葉の多すぎは、聞く方も言う方もつらくなってきます。「いい塩梅」とはよく言ったものであります。

ご相談者さんはとても端的にわかりやすくお話される方ですので、ちょっとの味付けでいい塩梅になると思います☆

具体的に伝えてみては？

例えば、「うん。」「いいや。」は、会話と言うより「ＹＥＳ」「ＮＯ」の選択した感じに似ています。
「美味しかった？」→「うん。」
「眠たいの？」→「いいや。」となれば、会話と言うより質問に答えたに近い気がします。
きっと、お忙しいお父様に対して、簡潔に伝えようとした気遣いだと思います。

まず、簡単な味付け「繰り返し」はどうでしょう？
「美味しかった？」→「うん。美味しかったよ。」
「眠たいの？」→「いいや。眠くないよ。」と少し文字数が増えました。でも、これでは彼女は満足しないかもですね・・・。

今度は、少し具体的な思いを伝えてみます。

「美味しかった？」→「うん。味がよくしみていて、とても美味しかったよ。」
「眠たいの？」→「いいや。眠くないよ。昨日寝るのが遅かったからそう見えるのかも。」となれば十分だと思います。

これは、お礼や感謝を伝える時も使えます。
職場で先輩にお礼を言う時、後輩を誉める時など、一言具体例を添えると、お相手の心にも伝わりやすくなります。

大事なのは、貴方の「うれしい・たのしい・大好き」的な感情が、素直に伝わる事です。
無理をせず、少し具体的に思った事を伝えれば十分。

もう１つ大事なのは表情と態度です。この２つは「盛付け」に似ています。どんなに上手な味付けにしても、盛付け次第でがっかりする事もあります。

五黄土星の方は、知らず知らずのうちに自分の意見を通してしまう強さがあります。
だからこそ、表現方法は多種多様に出来た方が、トラブルなく相手に伝わりやすくなります。

拙い知識で料理に例えましたが、きっと上手な塩梅で上手く盛り付けした返事ができます。まずはお試し下さいね。

（2019年5月回答）

ご相談者様には実際にお会いし、ご提供いただきました生年月日等々の情報とその方がお持ちの空気感や私の経験、関係協力先からの情報、及びあらゆる感（笑）などに基づきご回答させて頂いております。