2020.03.17かくかくしかじか
子育ては信頼。友情・努力・勝利はジャンプ
3月も半ばに入りました。
コロナウイルスによる影響で、学校がお休みの為、大人も子どももそして社会もいろんな工夫をしている様です。
外出できない子どもたちが読める様にと、マンガ雑誌のバックナンバーがインターネットやアプリで無料公開されたと言うニュースもその1つ。子どもはもちろん、利用している大人もいるのではと思います。
アニメやマンガは、老若男女問わず大変親しまれるポップカルチャーであり、日本の産業です。私も大好きですが、これは母親の教えを守らなかったおかげ(?)なのです。
うちの母は、何故か「マンガを読んではいけません」と言う教育方針。理由は「字だけの本が読めなくなるから」との事。
今思えば、もし本が読めなくなったとしても命に関わりないのですが・・・。
きっと「読書=勤勉」と言う考えだったのでしょう。
姉はこれを忠実に守りましたが、私は全然でした(笑)
当時通っていたピアノ教室の待合室で、私は毎週楽しみにマンガを読み、本は図書館で借りて、寝る前に必ず読んでいたので、母の言う様な事は全くなく、今も変わりません。
母は私を思って、言ってくれていたのでしょうが、「いやいや、もっと広い心で見ていて欲しかったわぁ。」と言うのが私の本心です。
親は子どもが苦労しない為や、ちゃんと育てなければと言う責任感、そして幸せになって欲しいと言う願いを込めて、日々接してくれています。時には頭ごなしに注意する気持ちもわかります。
平常通りでも、子育ては日々悩ましいのに、新型コロナウイルスによる前例なき毎日を、子どもとどう過ごすべきかなど誰にも分からなくて当然です。先生方も経験がない訳ですし、基本ワイドショーは大変そうに映し出します。
となれば、親御さんがどっしりと構え、子どもと向き合い「すべき事」を考え、実践すれば良いと思います。
子どもたちがずっと家にいる事で「勉強させなくては!」「ご飯を作らなくては!」など「○○しなくては!」に囚われ、精神面が窮屈になっている親御さんも多い様です。
でも、出されている課題の量も多いのか少ないのかも正直誰にもわからない訳ですから、そんなに見張っている必要はないのではと思います。
「うがいと手洗い」の重要性、併せて咳エチケットを教える事で、自分と周囲への衛生を考えられる人になります。自分で部屋の片付けをする、朝起きたら換気をするなども、生活習慣を整える大事な行動です。
昼食を摂る時、ゆっくりマナーを教えれば、大人になっても役立ちます。料理を一緒にすれば、お母さんの大変さもわかります。
そして、晴れて出校できる様になったら「こんな経験はなかなか出来ない反面、人生は何が起こるかわからない。だから、今日のありがとうと今日のごめんなさいは明日にしない様にしようね。」と伝えれば、背景のハッキリした教えになると思います。
友達に会えなくても、その間は週刊少年ジャンプが友となり「友情・努力・勝利」を教えてくれます♪
そして、子育ては「信頼」。
これは自立を促す為に必要な愛情でもあります。
子どもと一緒にいる時間が長い今だからこそ、監視でなく「何をするのか。」「集中力はどれくらいなのか。」など黙って観察すると、きっと子どもさんの新しい一面が見えてきますよ。
楽しみに日々関わって下さいね。