2020.01.30かくかくしかじか

新生活に必要な事

１月も明日で終わり。早いですね～。

私は不動産会社で通算10年程勤務し、その内４年間は主に賃貸営業をしていました。
今くらいの時期は、昼ご飯を食べると言う概念を失う程のバタバタ具合。漆黒の勤務環境を、素直さと若さだけで乗り切ろうとしましたが、結果髄膜炎で入院した事を思い出します（笑）。

賃貸営業はとても楽しい仕事でした。今でも地方から上京する方が部屋探しをするテレビを観ると、懐かしくなります。また、ネットで物件資料をただただ見る事もあります。
今もどこかで、引越を控えた方々が部屋探しのサイトを見ているかも知れませんね。

そんな今の時期、新たな門出を迎える若い方々へ、１つお伝えしたい事があります。

それは「断る勇気」をしっかり持つ事です。

例えば、引越前に物件資料で、設備や間取りなど、ある程度確認すると思います。
見に行って、気に入れば何ら問題はないのですが、資料で見たらすごく良かったけど、実際行くと共用部分が汚いとか、隣の家の窓と近すぎで「思っていたのと違うな。」とか
「何だか嫌だな。」と感じる事もあります。
また、家賃相場の読みが甘かった時は仕方ないとして、紹介される物件の家賃が不用意に高くなり、「困ったな。」と不安になる事も。

こんな時、本当は断りたいけど「目の前の担当者は優しくて感じも良く、話しやすいので断りづらいなぁ。」と思うかも知れません。
でも、あなたが「嫌だな。」「断りたいな。」と思ったなら、遠慮せず断っていいのです。
言いにくい気持ちは十分わかりますが、しっかり断る勇気を持ってほしいと思います。

この勇気は、これからの人生でも必要です。
世の中、「嫌だな＜まぁ、いいか」で済む事もあります。実際、ご相談を受けた時などは「迷うくらいならやってみた方が良い。」とお答えしています。

ただ、相手に気を遣い過ぎて自分の「嫌だ」を抑える事はありません。断る時の理由や、伝え方が難しいかも知れませんが、大事なのは「理由」ではなく「断る」と言う意思表示です。

新しい環境では、いろんな事が新鮮で何でも受け入れられる気がします。好奇心は小さな不満や不安くらいなら、乗り越えられるかも知れません。
ただ、「まぁ、いいか♪」より「嫌だな」が勝ったら「断る勇気」を！
皆さんの新生活を心から応援しています♡