2020.01.06教育

高校に行きたくありません。

１４歳：男性（八白土星はっぱくどせい）

僕は今、中学生３年生です。成績は学校では普通くらいだと思います。
小学校から野球をしていて今も野球部ですが、続けるつもりはありません。
先生や母親から「高校はどこに行きたいのか。」「将来は何になりたいのか。」と聞かれます。
塾も大変で、いろいろ嫌になります。高校にも行きたくありません。将来の事は、ゆっくり考えるつもりです。
高校に行かないと言うと母は怒ると思います。どうすればよいですか。

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ここは一発、我が家のリーダーに聞いてみよう。

相談者の母：三碧木星
相談者の父：九紫火星

こんなに若い方の相談を本当に嬉しく思います。ご両親、友人、先生以外で相談できる所になれて幸せです。真剣に考えますね。

まず、あなたの生年月日で見る九星は「八白土星」。自分に正直な性格です。進学についてもきちんと自分と向き合っていて素晴らしい！周囲の人が何と言っても、自分で納得するまで動かない程、慎重な人ですので、その分やる事は責任を持ってやり遂げる星の人です。
今の時点で高校進学に関しても行く必要性を感じないので、行きたくないのでしょう。

一方、お母さんの九星は「三碧木星」。
陽気なお母様は「こうだ」と思ったらゴリゴリ来る（笑）。このタイプがお母さんだと、どうしても話の途中でこちらが諦めなくてはいけなくなりがちです。
お母さんは、そもそもストレートな言い方をする人。良い悪いでなく、そんな言い方をしてしまう人です。ここは1つ、大目に見て欲しいと思います。あなたが一歩引く事であなたの意見が通りやすくなると考えて下さいね。

一方、お父さんは「九紫火星」。とてもリーダーシップのある男性です。登場人物にお父さんの名前が出てこないので、家庭内であまり接点がない（そんなお年頃かな？）のかも知れませんがここは1つ、お父さんに相談するもの良いと思います。
お父さんの星が持つ「リーダーシップ」をご家庭でも発揮してもらいたいところです！

ただし、その際「高校に行きたくない」や「お母さんに叱られる」などマイナスなイメージで相談すると、お父さんの少し厄介な「情熱スイッチ」が入る可能性大。
「お父さんはどうやって進学する高校を決めた？」くらいの質問からしてみましょう。今の不満や不安要素を伝えるより、高校に行った人はどうしてそこを選んだのか質問をしてみて下さい。

行っても行かなくてもいいなら行ってみては？

個人的には、偏差値の高い学校や、有名進学校へ行く事が将来の成功を約束するとは思いませんし、学科の選択で職業が一生決まってしまうとも思いません。
でも、「高校は行っておいてもいいのではないかな。」と言うのが結論です。

1995年以降、高校への進学率は95％以上。それを踏まえると、最終学歴が中学卒業は「世の中の普通に当てはまらない」となります。
普通に当てはまらない場合、狭い日本では、何かと選択肢が少なくなりがちです。
もちろん、中学卒業後、様々な世界で活躍されている人も多いですが、選択肢の少ない人生は覚悟が必要です。

次に、人生の長さについて。
例えば８０歳まで生きるとして、１年は１．２５％。中学卒業時点で１５歳×１．２５％＝１８．７５％を生きた事になります。
残りの８０％以上を過ごすのに、いろんな場面で選択肢が少ないって、なかなか退屈なのではと思います。

高校生活の３年と言う数字は、８０歳の内、３．７５％。
この３．７５％が残りの８０％の人生に影響を与えるのであれば、一度「高校へ行ってもいいかな」と言う思いで学校案内を見てみてはどうでしょう？
前向きな気持ちで見ると、気付かなかった良い点も見えてくるかも！

後、高校行くとしたら２０１７年の４月からですね。高校探しのおまけとして、自宅から東南、西北、西南方向にある高校だと比較的楽しい高校生活が送れると思います。参考までに。

お父さんはその昔、お母さんと出会って、恋愛をして、家族になると決め、あなたが生まれ、あなたの成長を励みに、今日も頑張ってくれています。
そんな我が家のリーダーに相談してみて下さい。指示を仰ぐのでなく、相談。結論はその後。単に結論を先延ばしにするため行為でなければ、考えるってすごく大切な時間だと思います。
今は行きたくなくて、その結果行かなかったとしても、もう二度と行けない訳ではありませんし、みんなが当たり前に行く高校進学に関して、必要性を考えるあなたを心から応援しています。

（2016.6月回答）

ご相談者様には実際にお会いし、ご提供いただきました生年月日等々の情報とその方がお持ちの空気感や私の経験、関係協力先からの情報、及びあらゆる感（笑）などに基づきご回答させて頂いております。